ED(勃起障害)の分類とその原因

勃起のメカニズム


性的に興奮すると、副交感神経を通じて血流が調節され、静脈洞に血液が貯留され、静脈閉鎖機構というものの働きによって流れ出しにくくなります。これにより、海綿体は血液が満ちて大きく膨張して硬くなります。したがって、陰茎全体も硬く大きくなり、これを陰茎の勃起と呼びます。
性的刺激をうけると大脳皮質が興奮状態になります。その信号は、脊髄→骨盤神経→骨盤神経叢(そう)→陰茎海綿体神経という順に伝えられます。
勃起は神経系と血管系が正常に働くことにより起こりますが、そのどちらか、または両方に障害が起きることがEDの主な原因と言われています。




EDの分類と原因


ED(勃起障害)の原因は主に心因性のものと器質性のものに分けられます。



・心因性のED
日常の強いストレスによるものや、過去の性交渉における失敗の記憶、あるいは新婚の男性が性交渉に不慣れであったり、極度の緊張でEDになるケースもあります。
うつ病などの精神疾患によるEDもあります。
・器質性のED
@交通事故などによって脊髄を損傷し、脳からの神経が傷害される事によって起こるもの
A「前立腺がん」「膀胱がん」「直腸がん」などの骨盤内手術による末梢神経の障害によるもの
B生活習慣病(糖尿病、高血圧、腎機能障害など)によるものなど


また、以上のほかに薬の副作用によって起こるEDもあります。
降圧剤、坑うつ剤、胃腸薬の一部に副作用としてEDをきたすことがあるといわれています。




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